朝からずっと翻訳。どっちかと言うと自分に興味のある話なのですっかり詰めてしまって背中が痛い。18年ぐらい前、ピッツバーグに住んでいた時親しかった女性からメールが届いた。子育てをしながら文化人類学で博士号をとっていた人だ。友達関係の維持がすっかりルーズになって、ここ数年連絡もしていなかったので、癌に罹ったこと、ブログのことを返信に書いた。すぐに返事が来たのだが、そこに書いてあった言葉にちょっと驚いた。


It was great to see how resilient you are. No big change.(弾性があって立ち直りが早いのが分って嬉しいです。全然変わってないね)


自分では今回の癌からの帰還で自分の新しい強さを見付けたような気がしたのだが、どうやら18年前にも「その気」があったらしい。18年とかの長いスパンで見た方が人の在り方はよく見えるのかもしれない。そう言えば、彼女は今またホミオパシーの勉強しながら、坐禅を組んで、合気道をやっていると言う。18年前は文化人類学で、ヨガだった。彼女だって全然変わっていない。