今日は夫のコロノスコピー。大腸癌が多い米国では50歳以上は皆ベースラインで検査が行われる。日本の胃検診と同じで、特化した検査施設をもうけているところもあるほどだ。彼は2年前の検査でポリープがあったので「要監視」下にある。今回もポリープ発見で生体にまわされた。


(私)「ポリープをとっちゃったから、悪性だと分かればケモラジでたたくんだろうね〜」 (夫)「え〜!?嫌だな〜」 (私)「でも0期ぐらいで発見されるからいいんだよ」などという会話を帰りの車の中で交わす私達。癌を経験した夫婦ならではの会話だろう。


今日はけだるい夏日。夫は麻酔の余韻と時差ぼけの両方で大いびきで爆睡。こんな日に片割れがグーグー寝ていると私も何もする気がしない。息子の部屋で見つけた「高慢と偏見」の18世紀の英語の会話が面白くてすっかりはまってしまい、ひたすらページをめくってしまった。仕事があまりにも詰まった後はいつもこうなってしまう。


夕飯はバーベキューのステーキと冷やし素麺。麺類は難しい食べ物の一つで心配していたのだが、かなり食べられる♪去年はあまり食べられなかった筈だ。嬉しくて、調子に乗って食べ過ぎて、許容量オーバー。食後はトイレに駆け込むことになったけれど、胃管の機能向上が自覚できるのは本当に嬉しい。やっぱり術後1年10ヶ月なのだ。