丸一日翻訳の仕事。ふと気付くと午後6時。


家で仕事をする時は朝御飯を急いで食べる必要もなく、お腹が空けば食べればいい。食欲は午後になると湧いてくるので、飲んだり食べたりしながら仕事をすることが多い。でも今日はこれをやりすぎてダンピング。夕方頭がボーッとしたのは半分はダンピングのせいだった。夕べの残りのオデンのお昼をちゃんとたべたのに、4時頃からミカンの缶詰、チョコレート、ナッツ、チョコレート入りのジンジャーブレッドなどをつまみながら仕事。「ゆっくり食べると大丈夫。スピードさえ気にしなければもう元にもどってるじゃん。そろそろ太ることを気にした方がいいかな」な〜んて思ったのが間違い。結局夕食は食べられなかった。だけど症状は頭がぼーっとして何となく動けないぐらいのものなので、昔と較べるとダンピングと呼ぶのも恥ずかしいほど。


さて最近私が重宝しているのが冷凍のさといも。食道摘出後の食べ物はかなり難しい。柔らかいから食べやすいとは限らない。食べやすいだろうと思ったスープが難しかったり、お握りが食べやすかったり。食管には嚥下作用がないので、ある程度比重があってストンと落ちてくれるものがうれしい。米国の北東部に住んでいると、里芋もなかなか手に入らないのだが、韓国食品店で里芋の冷凍を発見。小さな球形の同じサイズの里芋がフクロに入って売っている。ヌルッとした食感、どーんと来る重さがとてもいい。最近はお味噌汁にも里芋を投げ込むようになった。実はあのぬるぬるが大人になるまで駄目だったのだから皮肉なものだ。