今週末は米国ではレイバーディウィークエンド。米国では皆が一斉にお休みをする祝日は少ないのだが、これはかなり大きなお休みのひとつ。当地の小、中、高校もこの週末の後新学期がはじまる(もっとも夫の大学はこの休みがない。)


天気予報によるとドライな空気がカナダから降りて来て、暑くもなく寒くもない素晴らしい週末になるとのこと。1泊しかできないけれどメーンに行く事にした。昨夜の接待でくたくたに疲れているのに、またもや朝早く起きて、昨日の残り物をタッパーに詰めてメーンへの道の途中に住んでいる長男のアパートに配達してからメーンに向かう。


去年7月の下旬から8月の初旬にケモラジ(抗がん剤放射線治療)を終えた後、食道炎と発熱がおよそ1ヶ月続いた。何も飲めない、食べられないの状態ながら、何となく食べ物の臭いが戻って来たのが9月の今頃である。ドロドロに溶けたアイスクリームを30分かけて舐める、生姜を煮込んだコンソメを一匙ずつ飲むぐらいの状態だったけれど何となく遠出ができるような気がして経腸チューブ一式を車に積んでメーンにやって来た。何故良く覚えているかというと、9月2日は結婚記念日で、数ヶ月ぶりにショッピングに行って可愛い急須を買ったからだ。


今回は途中でブランズウィックという町のアンティークショップに寄った。そこで夫がトルコ石の素敵なネックレスとアクワマリンの指輪を結婚記念日のプレゼントに買ってくれた。一応素直に喜んだけれど、多分自分が欲しいものがあるから後々を考えてのプレゼントになったんだと睨んでいる(28年目だと大体分るのだ、何を考えているか)

ところでコスチュームジュウェリーに関するかぎり、アンティークショップでの買い物はとっても楽しい。新しい物に比べるととってもうれしいお値段だし、珍しいものが沢山みつかる。


今日の夕日は凄い!としか言い様がなかった(写真)。夕食はキャンドルライトの下でタッパに入れて持って来た昨日の残り物。食べ終わったらそのままコテン。