昨日午前中損をした気がしたので今日は朝からちゃんとリストを作って、一つずつ消して行った。インボイスをつくること、メールで誰それに返事を書くこと等々、大したことではないのだが項目にXを付けて行くのは気持がいい。


さて、明日ウィスパリングの仕事が入っているのだが、会議の場所が本社ではないので午後トランズミッターやヘッドセットを取りに行った。米国の大きな会社にはブリーフィングセンターと呼ばれるものがあって、営業の説明会や会議はそこで開かれることが多い。多くの場合そのセンターでは顧客のお世話に従事する「気働き大好き」オバさんが元気よくそして景気よく仕事をしている。実はこの顧客は去年治療に入る前最後に仕事をしたところだったのだが、たまたま丸1年間仕事が入らなかったので病気であることを知らせる必要もなかった。1年ぶりに現れた私の姿をみて「気働きオバさん達」が息を飲むのが分った。体重が7キロばかり減って髪が白くなっちゃったんだからしかたない。


さて、通訳のパートナーが私の「生真面目さ」を笑うのだが、私は送って来た資料には一応必ず目を通す。特に1年間のブランクの後は頭の奥の引き出しに仕舞われてしまった単語やアクロニムを表層まで引っ張り出さなければならないので、帰宅後2時間ほどは資料に目を通した。夏至直前の今は午後5時はまだまだ真昼の光が溢れている。いい天気だったので夕食の準備も無視して散歩。


「あ、そういえば米国での結婚記念日だ!」と歩きながら思い出した。明日疲れて帰って来たら何もつくれないから2日分カレーライスをつくることにしてたんだよな。。。父の日には、たまたまローストしたチキンの骨を処理しなければならず、冷蔵庫に残っている野菜を放りこんだスープだった。ちょっとやばい、どっかで挽回しなきゃ。祝うべき日を忘れてるってことは平和な毎日が戻って来たことだ、ということにしておこう。