摂氏に直すと7度5分ぐらいの熱が続く。ふつうの人なら心配しないんだけどなにしろ平熱が6度を割るのでちょっと心配。熱っぽくもなるし汗も出るし。。普通の人だったら9度近くの熱をだしている計算になる。


放射線の先生によるとこれから治療方法を変えるつもりはないらしい。彼に言わせると人種的に化学治療の毒を掃除する酵素の少ない人もいると言う。(つまり放射線が原因ではないと行っている訳だ。)結局、治療も後半になってきたので、化学治療も放射線も今のやり方を変える気はないらしい。


徹底した治療をしたいのはもっともな話だと思うので、私の仕事は熱が高くならないようにでれでれすることである。


心配していた白血球増強注射だが、旦那にさせることにした。看護婦さんが「やってみますか」と言ったけど、やっぱりちょっとひるんで「今日は見てます」と言っていた。明日また出掛けて行って実際にやってみることになるだろう。


1つだけ不思議なことがある。放射線の先生も癌科の先生も放射線治療がすすむと食道炎がどんどんひどくなって水も飲めなくなると言っていた。実際先週は食道炎による胸焼けにかなり苦しんでいた。


ところが、あの苦しかった24時間の後のチキンと野菜スープ以来何でも食べられるようになったのだ。蜂蜜と牛乳なんて飲まなくてもなんでもすっと入る。胸焼けもどこかに行った。だから朝はライスシリアル+豆乳、ヨーグルト、お昼はクラムチャウダー、おやつはボール一杯のアイスクリーム、夕食はパスタサラダにブロッコリーに、ホンの少しだけど鶏肉を齧った。今体重を測ったら1日で1キロ太っていた!(これに1000カロリー以上夜入れてる訳だから当然だ。)


「和食じゃなきゃ食べられない」と思っていたのにそれもなくなった。


「凄く変なんですよ。食道炎もなくなっちゃったんです。何でも食べられるようになっちゃったんですけど」と放射線の医者に言ったら「人によって色々違うから必ずしも決まった道を辿るわけじゃない。治って来たんですよ」と言われた。


そうかもしれない。でももしかしたらあのヒーラーが食道炎を直してくれたのかもしれないとも思っている。