今日は食道摘出手術後4年4ヶ月の検診。かなり安心できる時期に突入しているらしく、CTスキャンも今回は造影剤なし。外科医との話は、彼の京都からの土産話に終始。医者にとっては成功事例の顔見せのような検診になりつつある。


実は去年の暮れ、一か月でインド旅行日本への帰省をして、すっかり健康を害し、米国へ帰省してから2週間ただただ静養につとめていた。おかげで今日はどうやら体重も42キロまで戻っていたので、心配する点は何もないと言われた。


嬉しかったのは、2006年の5月の抗がん剤用のキャセターを埋める手術、9月の食道摘出に立ち会ってくれたレジデントとまた出会ったこと。彼はここ3年程はフィラデルフィアの病院に武者修行に出ていたのだが、またハーバードに迎えられたのだそうだ。


何故かしっかりと名前を覚えていてくれて、
「いや〜〜○○、健康そうだね、成功だ、成功だ。ハグしよう、ハグしよう」と、とっても喜んでくれた。食道癌の場合、5年生存はやはりなかなか難しいのだ。