1年に1度の放射線医の検診。術後2年半、ケモラジ治療の開始から数えると2年10か月目


体重、体温、血圧をはかり、摘出手術の傷跡、リンパ腺の触診。「傷跡もきれいに癒えてるね。じゃあまた来年!」(なんだかちょっと簡単過ぎる)


私の放射線治療は5040ミリグレイのIMRT、シールドで心臓、肺を保護しながら食道の裏にまで照射する新しい方法をとっている。医者ははっきりとは言わないけれど、晩期毒性、転移、再発に関して長期後追い観察をしている。問題がないことがチェックできればそれで終わり。


ここ数ヶ月医者に行く度に感じることなんだけど、医者達は検診が終わると「さあ、とっとと出て行きなさい」と言わんばかりの態度をとる。術後2年半もたつと再発の可能性もかなり低くなるわけで、患者としての私のプライオリティーはとても低くなっている。

なんとなく寂しい思いがしないでもないけれど、医者に行って私自身が「ここは私の居場所じゃないな」と感じることも事実。順調な回復とはこんなものなんだろう。

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現在はkuwachann-2_0、id:kuwachann-2_0の日記にノー天気な記録を付けていますが、検診のような大きなイベントがあった時はこのブログもアップデートしています。。

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