カラッとしたカナダからの気団が降りてきて爽やかな晴天。今年の夏は湿気が高く、夕立が多い。一昔前の日本の夏みたいだ。やっぱり温暖化のせいなのだろうか。


友人と共に近所のレストランでランチ。インプラントのためにグラフティングをしているため、よく噛めない。食道を摘出した人間に咀嚼問題がでてくるとかなりやっかいである。咀嚼しきらずに飲み込むために、食べ物を頻繁につまらせてしまうし、これまで以上食べるのに時間がかかる。食道摘出をなさった方、歯はくれぐれも大切に。



ランチの後、ワチューセッツ山の中腹まで登る。ここに来たのは何年ぶりだろう。近場にこんなに美しい自然があることをすっかり忘れていた。


夕方は、3週間前にご主人をなくした友人宅(70代半ばのご夫人)で夕食。パスタサラダとコーンブレッドを作って待っていてくれた。彼女とは教会のサーチ委員会で一緒に仕事をして以来とても親しい。年齢差を全く感じさせないしっかりした人だ。ご主人を看病中は毎日疲れきってよく眠れたのだが、今は不眠に悩んでいるらしい。私の通う教会は夏休みがあるので、メモリアルサービスは9月に行うとのこと。夫のぬくもりや存在を葬ることはできないと強く言う。彼女が夫の死を受け入れるにはまだまだ時間がかかりそうだ。自分が彼女の立場にあっても同じように感じることだろう。


これからも夫が不在の時はできるだけ一緒に食事をしようと思う。