一人なのでついつい夕食がいい加減になる。夕飯のごはんと一緒に昆布を細かく刻み、乾燥させ、胡麻塩に混ぜたもの(京都の大徳寺そばの売店で求めたもの)を振り掛け代わりにして食べた。ところが、夜中に気分が悪くて目が覚めて、何度も何度も多量に吐いてしまった。吐きすぎて最終的にはちょっと血が混じるほどだった。


あんなに細かく刻まれていた昆布が食後のお茶を吸って大きくなり、すごい量になって小さな袋になった胃から喉元までぎっしり溜まっていたのだ。あの滋味深い味が好きだったのだが、もう絶対に食べないぞ。