今日からDaylight Saving - 所謂夏時間。2年前から省エネで夏時間が長くなった。普段より早めに起きたりしたからか、ダンピングとホットフラッシュでかなり長い昼寝をしてしまった。季節の変わり目だからか、ここ数日あまり調子がよくない。


ダンピングで息切れがしているので、仕方なく寝室でPBSにチャンネルを合わせると、懐かしいイタリアのタスカンの稜線と野外コンサートステージが目に入った。アンドレア・ボッチェッリというイタリア人のテノール歌手(クラッシクとポップのクロスオーバーらしい)がステージで唄っている。しばらくすると彼のゲストとして白いタキシードのアジア人のピアニストが登場した。ランラン(http://ja.wikipedia.org/wiki/ラン・ラン)だ!!


ランランは中国出身のピアニストで、多分クラッシク通の人にはよく知られていると思う。2年半ぐらい前に彼がニューヨークフィルと演奏した舞台のテレビで魅せられた。正確な指使いと、音楽性。まるで身体の底から湧き出る音楽に踊らされるように演奏する彼の姿にすっかり夢中になったのだが、別に彼のCDを求めるでもなく、リサーチをしたわけでもなかった。今回2度目の遭遇だけど、やっぱりとってもいい。前評判も何もなく、偶然に音楽家に出会ってその音楽に惹かれる。こういう感動は大切にしたい。