朝食:クラッカーとチーズ、ジンジャーティ
昼食:もりそばを1/4量@空港
   機内食の夕食と朝食
夕食:10穀粥レトルトとさつま揚げ(空港で求めたもの)
午後3時に東京出発、デトロイト乗り換えでボストンへ。自宅へ到着したのは10時頃


機上にて


単なるダンピングだと思っていたのだが、今回は症状が今朝になっても収まらず、結局48時間以上続いている。


腸を捻って食べ物を押し上げようとする七転八倒の苦しみはなくなったのだが、今はその捻りを元に戻そうとするような痛みが続く。下腹部のいたるところで腸がムニュムニュ、ひくひくと動くのが分る。そしてその度に軽い痛みを感じる。食べ物を摂るとこの「ムニュムニュ、ひくひく」がひどくなり「きりきり」っぽくなるので48時間殆ど物を口に入れなかった。


「せっかく日本に来て太ったのに、全部なくなっちゃったじゃない」と夫は言うが、まさかそこまで体重が減るかなぁ〜。しかし、これまでのダンピングは1度寝てしまえば治っていたので、今回のは正直言って少し怖かった。


思うに私のダンピングは必ずしも「甘い物を食べたから」「油っぽい物を食べたから」と言うのではなく、疲労が重なっている時の身体側の警告のような気がする。今回の日本への旅で総計6回経験したのだが、まずは日本に到着した翌日の2、3日、次は京都(洪水騒ぎで、夜殆ど寝なかったのに旅を続行した翌日)、鹿児島から帰って来た日、1日に複数の友達にあって宴会を繰り返した後(2度)、そして今回の最後のやつだ。


その都度、痛みを忘れるためにただ昏々と眠る。今回は40時間以上ベッドの中で時間を過ごし、スーツケースのパッキングも夫にやってもらった。結局身体がそれだけの休息を必要としていたのかもしれない。


辛抱強さがなくて、苦しみに弱い私は、癌にかかる前は「大仕事が終わったら風邪をひいた」なんて事態とは全く無縁の人間だった。持久走はつらくなれば根性なく歩くし、風邪気味だと思うと無理せずさっさと寝ていたのだ。しかし、食道亡き状況でのベースラインが掴めず、限界が分っていない今、このダンピングは自己防衛の最新兵器みたいなものなのかもしれない。


PS:家に帰って来て測ったところ、体重はまたもや43キロになっていました。でも日本で細い人と沢山会ったので全然気にならなくなりました。