昨日から今日にかけてはちょっとばて気味。


朝起きようとして腰骨に手が当たった。ごつごつと突き出ていて、腰骨の間にふっくらと存在すべきお腹はそげている。痩せた身体に大部慣れてきたけど、また一段と痩せたみたいだ。実は木曜日に呼吸器系の先生のところで測った体重は、靴を履いたままだったのにまたもや新記録の99.2パウンド(45キロ弱)。前回のブログで100パウンドを44キロと書いたけれど、100パウンドは45.36キロでした!


起き上がって鏡の中に全身を写してみる。お尻と太ももの肉が落ちてしまったので前よりずっと足が長く見える。よし、今年は絶対ミニスカートだ。だけど白髪まじりの髪がなければ、思春期前の背だけがのびてる女の子に見える。いや白髪があるからガリガリのバーサンというのが真の姿だろう。


日本人には身長が157センチぐらいで45キロの女性は沢山いるし、調子もそれほど悪くないので、医者達には「先生、心配しすぎですよ」と言ってきたけど、実はちょっと不安だ(特に疲れを感じる時には。)ゴソゴソと戸棚からカーネションミルクブレックファスト(原則的にはパウダーミルク)を取り出して、高脂肪ミルク2カップに入れ、バタートーストと一緒に摂取。あまりに濃厚で飲み終わったら気分が悪くなって、ベッドに潜り込む。気分が悪い時には寝てしまって忘却するのが一番。


たぶん、イギリスへの旅の疲れと仕事の疲れ、緊張が溶けた弛緩のせいではないかと自己分析をしてみる。


今週は3日間仕事をした。日本の某大学の視察団が米国で行われている「コミュニティサービスラーニング」の情報収集に来たのだ。米国の大学では、学科のカリキュラムの中に授業で学んだ事をコミュニティに出て行って実際の問題に適応する手法が取り入れられつつある。またカルチャーのベースとしてボランティアが根付いている。


月曜は隣の州、ロードアイランドでの視察だった。3つの違った組織とのミーティング、ワーキングランチ(昼食を摂りながらのミーティング)、それにスープキッチンの見学。スープキッチンというのは貧しくて3食満足に食べられない人々のための炊き出しが恒常的に組織化したもので、米国では教会やコニュニティセンターに設置されることが多い。


とても有意義で内容の濃い一日だったのだが、スープキッチンを見学し終わる頃には、背中は痛いしお腹も空いてヘトヘトだった(昼食はミーティングのため殆ど摂れなかった。)夜はロードアイランドに泊まることにしたので、視察団と一緒に食事に出て、できるだけ努力して食べた。


疲労が激しかったからか、食べた後すぐ歩いたからかまたもやダンピング症候群。その夜は洋服を着替えることも、歯を磨く事も出来ずベッドに横たわるだけだった。このダンピング、少なくとも1週間に一度は経験しているから少しは痛みや症状に慣れてくれるかと思うのだが、その都度、何か他に悪い所があるかもしれないと思ってしまうぐらいひどい(でも翌朝は治まっていて、仕事ができるのも不思議と言えば不思議。)ホテルのベッドと枕がメモリーフォームの優れもので、身体に「ぴたっ」となじんでくれたのが救いだった。


とまれ3日間の仕事をすませたのだが、今週はもう一つ頭痛の種があった。現在スコットランドに留学中の次男が国際基督教大学ICU)の夏期日本語集中講習を受けたいと決意した。スコットランドで会った時も「やるんなら願書早くしなさいよ」と言ったのだが、彼が手配を始めたのは3月22日の締め切りを目前に控えた今週になってから。


米国の大学の願書はオンラインで出せるのだが、ICUの場合、成績表も推薦状も願書も全て出願者がまとめて郵送するようになっている。異国の地にいる息子は何も出来ないので、結局PDFの願書をダウンロードして記入するのも書類を集めるのも私の仕事になった。金曜日が大雪と予想されていたので、木曜日の夕方にフェデラルエクスプレスで送った。私がどれだけ苦労したか息子は分っているのだろうか。これだけ苦労したから、という訳ではないけれど、受入れられるといいな。


さて、今日は雪に埋もれてる。日中の気温が0度を越した時間があったので、「かさ」は少し減ったけれど、まだまだ雪が一杯。昨夜は降雪がひどかったので長男には帰って来るなと言ったけれど、彼が帰ってこないと雪かきをする人がいない。雪かきをしないと車もだせない。


朝近所の親切な人が新聞や郵便物を取りに行ける幅だけは雪かきをしてくれた。おかげで新聞は読めた。雪に閉ざされた週末は、洗濯と税金の書類整理をする予定。ふうっ。