天気: 晴れ(寒い)
昼:セントポール寺院の側のサンドイッチスタンドでスープ
夕食:メコンベトナム/タイ/中国料理)
滞在先:ルナアンドシモンヌホテル、ウェストミンスター


ロンドンでの最終日で唯一の快晴日。地下鉄の一日パスを買ってテートモダン美術館へ行く。ここ2、3年行きたくて仕方のなかった美術館である。


常設展示はマテリアルとジェスチャー、詩と夢、アイデアとオブジェクト、ステートとフラックスの4分野に分かれていて、シュールリアリズム、ミニマリズム、戦後の抽象、キュービズムなどをカバー。なぜか子供の頃からピカソが好きで、最近はシュールリアリズムに惹かれているし、昨年はポップアートの論文の翻訳をしたので、見る作品の殆どが懐かしい友達にあったような気持にしてくれた。


現代アートは余り好きでない夫が10分で見てしまうところに、1時間以上かかってしまい、結局は彼をかなり待たせてしまった。


モダンアーティストの追求している「何がアートなのか」という課題は「何が歴史なのか」とか「何が商売になるのか」という問いと似ていてとてもおもしろい。ギフトショップでJohn Bergerの「Ways of Seeing」*という本を買った。


2時に美術館を出て、吊り橋を歩いてテムズ川を渡った。


先日ナショナルギャラリーを見終わらなかったので、バスに飛び乗って再訪。ゲインズボロー、レイノルズ、ターナー、そして印象派を一気に見た。


夕食はベトナム、タイ、中国料理の店。そろそろちょっとあっさりした物が食べたかったからだ。