土曜日に抗生物質を3度目に入れた時から調子が悪くなった。実は金曜も抗生物質を入れた後にかなり気分が悪くなったし、ひどい下痢も始まっていた。


医者に電話をすると経腸チューブ(J−チューブ)に一時間ごとに水を60ml入れなさいと指示を受けた。それを実行することで脱水症状は防げたのだが、どうも調子が悪いし、頭部の皮膚が引きつる、フラフラするなど他の症状がでてきて殆ど一日中寝ていた。


夜、寝ようと思うのだが、どうもフラフラがひどいし脈拍も早い。また医者に電話をかけると病院の救急治療室へ行けという。ぐっすり寝ている夫を起こして病院にでかけた。


ちゃんとした病院なので、CTスキャンを取られ心電図を取られ、血液検査を受け、最終的には点滴を受け、今朝の6時頃自宅に帰った来た。幸いにこれと言った重要な問題はなかった。また、効果が全く出ないのに副作用がひどい抗生物質は止めていいことになった。


というわけで、今日も丸一日殆ど寝室で過ごした。脱水症気味だし、熱もある。故に脈拍も早いという状態である。


食道炎の中で食べられる食べ物はないかと模索しているのだが、前は簡単に食べられたスイカさえも刺激があるし、スープもだめ。チューブによる摂取を増やす以外に手はなさそうだ。


今回の「闘い」で自覚したのは、事態は好転する前が一番辛いということだ。これまでの過程は、全てマラソンの心臓破りの丘のようなものだった。そう思えばこの事態も何とか凌げる。


瓢箪から駒」ではないけれど、息子達がかいがいしく動くようになった。長男はEMT(簡易緊急救助員)の免許を持っているので脈を取ったりがとても上手で重宝している。