昨日は非常に調子が悪かった。白血球増強剤の注射をしてもらいに行ったら、吐き気止めと生理食塩水を入れる事になった。その上舌が真っ白になっているということで余り強くない抗生物質まで処方された。病院から帰ってきてもふにゃふにゃと寝るばかりだったのだが、今朝はそのお蔭である程度お腹がすいて目が醒めた。


予定では今週末も夫とメーンに行くつもりだったのだが、そんな状態ではない。夫はペンキ塗りや芝生苅りの仕事があるので1人でメーンへ出掛けた。


さて、問題は白血球増血剤の注射である。夫が注射をすることになっていたのに出掛けてしまった。さらに薬局でもらった注射針はとんでもなく長い。太ったアメリカ人の太ももや腕ならその針でも大丈夫だけれども、私の場合は筋肉層を貫いてしまう。


結局今朝8時半にお医者さんが注射をしに来てくれた。彼はたまたま車で4、5分の所に住んでいる。アメリカの感覚ではお隣さんなのだ。それにしてもここまでして貰えてラッキーであると思う。


「お隣さん」という言葉を私は今まで「人間」にしか使ったことがなかった。しかし鳥の声に耳を澄ますようになり、鳥の鳴き声と姿がマッチしてくるにつれて、鳥も動物も「お隣さん」だと思うようになった。


散歩をすると分るのだが、それぞれの家の庭木に住み着いている鳥は全部種類が違う。木の実やテリトリーのせいなのだろう。この木に止まってさえずるのはこの鳥とちゃんと決まっているのである。私達の頭の上数メートルのことろで人間とは関係のない鳥社会の掟のあるコミュニティがあるのだ。


我が家では裏庭にバードフィーダーを吊るしているが、フィーダーに入れる種の種類で集って来る鳥の種類が一変する。ベランダに出していたガーベラの花の赤に惹かれてハチドリがやって来た時は感動した。なんとなくテレビや雑誌でしかみれない鳥だと思い込んでいたのだ。


そしてもちろん、憎きリスもやってくる。せっかく吊るしてあるバードフィーダーにターザンのごとく乗り移り中の種をもの凄い勢いで食べてしまう。勿論鳥はこなくなる。。。


リスもお隣さんだから仕方がないのだとは思うけど。。