夕べに引き続き嘔吐が続くので医者に電話を掛けてたところ、クリニックに来いという。生理食塩水1000mlをカテーテルから入れてもらい、昨日入れてもらった吐き気止めともう一種類の薬も入れてもらう。朝よりは少しましになって帰ってきたが食欲は全くなし。自分で薄味のお味噌汁を作って少しだけなめる。今夜が乗り切れるといいのだけれど。


朝方は日本の顧客から来た通訳要請の仕事を同僚にふり分ける。全てがメールでできるのが救いである。吐き気があっても、頭痛がしても仕事に必要なことはやらなければならない。少しつらいと同時に「この状況でも機能しなければならない」ことは精神的には悪くないと思う。


医者から帰って来てからは悦友さんから「弁護士のくず」の9話と10話が送って来たので、ベッドの上でうとうとしながら見る。画面を観なくても、ちょっと抜けても基本的に意味の分る話なのがうれしい。「弁護士のくず」は後2話で終わるけれど、これからどんどんつらくなりそうな闘病生活を助けてくれそうである。回を重ねる毎に増々浪花節調漫画になってくるのも何となく楽しい。


夕方、訪問看護婦が来た後、ペトゥニアの枯れた花をつまみ、散歩をした。我が家の低木の植え込みに巣を作っていたロビンが巣立ちをした。歩いているとあちこちで小さなロビンの子供達が飛ぶ練習をしている。ウチのロビンの雛じゃないかもしれないけれど、愛おしい。


明日はBMHに行かなければならない。夫が自分の医療検査があるので、息子に連れて行ってもらう。吐き気がおさまっていさえすれば大丈夫だろう。