午後6時半のAer Lingus航空の飛行機でダブリン(アイルランドではドブリンと発音)へ。今回の旅はいつもの通訳のパートナーと顧客側の代表者と一緒。飛行時間は6時間なのだが、その半分は資料の読み込み。残りはウトウト。それにしても、この飛行機怖かった!!とっても古くてトイレの手洗いが壊れていて水がでない。頭上のリーディングライトのキャップが取れて床に転がっている。機上食も記録的にまずかった。これがアイルランドの食の基準だと怖いと思ったけれど、これは危惧にすぎなかったことは後で判明。


今日の分の旅行は自費。身体を時差に慣らすのとダブリンの観光が目的。ダブリンに到着したのは朝の5時半(ボストン時間では夜中の12時半。)荷物をGresham hotelに置き、ホテルで朝食(ここの梨のヨーグルトが最高に美味しかった。)
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早朝の閑散としたダブリンの町は美しい。タイル敷の広々とした歩道を歩きオコーネル橋を渡り、トリニティカレッジ、St.ステファンズグリーン、ダブリンキャスル、クライストズチャーチを廻った後、タクシーを拾いギネスビール醸造所のツアー。この頃になるとかなり疲れが出てくる。何しろ徹夜した後観光してるようなものだもの。ポップは5、6メートルにもなる植物であることとか、煎ったバーリーが香ばしいことを学習した後醸造所の6階でギネスを飲みながらビネルビールで煮込んだビーフシチューを頂く。とっても美味しかった。


その後はテンプルバーと呼ばれる飲屋街を歩いてホテルに戻り、就寝。


町を歩いている人の印象としてはロンドン、エジンバラ、あるいはパリと較べるとあか抜けていない。昔歩いたトルコや、私が育った頃の日本の雑踏を思い出す。ポテト飢餓など貧しい歴史を抱え、文化の主流は出稼ぎ文化とでも言うのがあたっているかもしれない。アイルランドの人々はヨーロッパより米国に親近感を抱いているのだと言うのもうなずける。


それにしても、今日はパートナーのGと顧客側のC(なんと息子と余り歳の変わらない可愛い女の子)が一緒でなければ、途中でホテルに戻って寝てしまっていたと思う。2人が一緒だったお陰で「きゃあきゃあ」と楽しい時間が持てた。