食道癌患者の間には雄三さんの医龍のサイトがあって、患者のブログ、お医者様のブログ、医学情報がまとめてある。そこを読むと調子を崩している方が多い。酷暑だったこと、ステージ的にどうしようもない経過をたどっている人。。。読むたびにつらくなる。


お一人、かなり体力を落としていらっしゃる方がいる。
食道がなくなるのは結構につらいことで、順調に回復していても、「前のとおり」にはならない。いつまでもダンピングはあるし、気をつけていても低血糖になることがある。そして、なぜかめちゃくちゃに調子の悪い日というのがある。私の場合は体を使わない仕事だからスタミナ不足でも復帰ができているけれど、そうでない方は大変だ。「いつまでも病気を引きずっているんじゃないよ」という人の目はつらいだろうと思う。誰だって「引きずって」いたりなんかしたくないんだけど、食べた後に目眩がしたり、腸の調子が悪くなったり、ひどく息切れがしたりして、どうしようもないのだ。でも、だからと言って仕事ができないわけじゃない。若者が老人を理解できないのと同じなのかもしれないけれど、針のムシロだ。