3週間ぶりの水彩のレッスン。仕事が混んでいた間ずっと絵筆を取らなかったのですっかり感覚が鈍っている。


前にも書いたけれど、絵の先生も私もサクラの固形水彩パレット鯉シリーズ18色を愛用している。発色も色の並びもなかなかの優れものだ。ところが、そうやってスケッチした作品を大きな作品に直す時、再現が難しい。まず違うブランドのチューブを使うからトーンや混ざり具合、はじき具合が全然違うのだ。


「サクラの18色チューブを買えば、問題は解決するかも」と浅はかに考えたのが1ヶ月ほど前。たまたま仕事でこちらにいらっしゃる方に「サクラマット水彩18色セット」購入をお願いし、今日のレッスンでチューブ絵の具を試してみた。

結果は悲惨。まず入っている色自体が全く違う。入っている色の発色も悲しいぐらいにフラット。1年半前に買った12色の箱入りに較べてもピグメントの数が少ないように感じる(ロットの違いかなぁ〜)。20年近く前に日本に行って以来、サクラの肌色を愛用している先生もすっかりがっかりしていた。


その後、ウェブで調べてみたのだが、少なくとも日本の大人用マーケットにはサクラのアーティストレベルのチューブ絵の具はなかった。結局日本の水彩アーティストはウィンザーニュートンなどの輸入物チューブを使っているということなのかしら。どなたかご存知でしたら教えてくださいな。