夕べ遅く帰って来た長男も一緒に3人で次男の卒業式に出かける。ちょっと肌寒いけれど爽やかな五月晴れの卒業式日和で、屋外フットボールフィールドでの式典が気持ちいい。答辞を読んだのは次男の親友で、我が家の食客だった子。大学で「無知を知った」というテーマのとてもいいスピーチだった。卒業生への言葉は世界65カ国(スーダンを含む)で医療活動を行って来たケイヒル医学博士で、足下からの奉仕について語った。両方ともとてもいいメッセージで感動。


次男は夫の大学に行ったので、夫はファカルティとして、彼は卒業生として今回は同時に式に参加している。二人ともハリーポッターみたいなガウンを着て帽子を冠っているわけなのだが、夫はシカゴ大学の特徴ある帽子と博士号を示す特別の帯をまとっていてさすがに威厳がある。次男も色々な帯や紐を纏っていてかわいい。一応子育て最後の卒業式だと思うからか、見慣れた夫のガウン姿にまで感動してしまう。


2年前の長男の卒業式の時は、ちょうと癌が発覚したばかりで治療法も確定していず、とても不安な時だった。以来先のことは考えず「今」だけを見て一歩一歩歩んで来たからか、今こうして次男の卒業式に参加していることさえも何となく不思議で感動がある。やっぱりかなりずっしり来る2年間だった。


式典の後は、学長の特別天幕の中で食事。お寿司、シーフードサラダ、ロブスターロール、ローストビーフ、チョコレートにディップした大きなイチゴ。。。結構なごちそうである。

お腹一杯になって帰ってきたら昨日と同じで動けなくなった。やっぱり疲れも時差ぼけも治っていないのだ。そのままバタッ。


夫は帰って来てから芝刈りを頑張ったのだが、それが終わった時点で時差ぼけに襲われバタッ。


メチャクチャに散らかった家の中で、二人とも不規則に睡眠を貪る生活が続いている。