すごく寒い。最高気温が零下14度。外に出ることなんて考えられない。なんだかダラダラとすごしてしまって、「いかん、いかん」とつぶやいてしまった1日だった。まともにやったのはお洗濯と冷凍庫の掃除。癌にかかる前から凍ってて忘れ去られていたお肉とかをやっと捨てた。日本に帰って2週間ほど家をあけるので、「ある程度食事つくっといてね」と夫から言われた。当たり前なんだけど、最近は「癌だったから」とか「病気あがりだから」とかの免罪符が効かなくなった。これを幸せっていうんだろうか。


夕方長男から電話があった♪ でもやっぱり想像したとおり「納得の行く別れ方」じゃなくて、女の子の方が彼からすると突然「私達は余りに違いすぎる」と出て行ったのだそうだ。20代の前半から半ばって女性は現在の関係の将来性を考え、結構大きな決断をする(神田川でもなんでも。)それは昔も今も変わらない。ある意味生物学的なところもあるかもしれない。女性の私には彼女の気持の変化が良く分る。「彼女と別れることが受入れられる?」と聞いたら「できない」と言う。「彼女がサポートが必要な時にやってあげられなかった」「僕があんまり話をしなかったからなんだ」と一生懸命反省をしている。う〜〜む。自分の息子に起こった悲しい話ではあるけれどこれもこの年齢のパターンのような気がする。きっと彼女が(あるいは彼が)変化したのだ。そしてお互いの目的とか理想がコンパチブルではなくなったんだ。まず彼に必要なことはその事実を受入れることなんだ。そしてそれを自分の転機にすることなんだ。。。けど。。。受入れ自体にちょっと時間がかかりそうだっていうか、転機まで辿り着けるかな。。。辿り着いてほしい。


月曜に日本に発つ前にご飯食べに来なさいと言ったけど、それは保留らしい。弱々しい声ではあったけど一応肉声が聞けて安心した。