来週は、とっても怖い仕事が待っている。夫がいないのでその仕事に向けてひたすら予習。今日はアブストラクト(論文の骨子みたいなもの)60ページを読んだ。そのうち頭がくらくらして来たので、晩ご飯用に魚のスープをつくり、食べながら映画「ありがとう」(田中好子赤井英和豊川悦司ちょい役)を見る。関西大震災復興の後、60歳でシニアのプロゴルファーになった古市忠夫の実話を基にしている。


映画の半分は関西大震災の最初の数時間、復興をドキュメンタリータッチで描いてあったけれど、とても良く描けていたと思う。復興に伴う区画整理、その後の人々の生活がとてもうまく表現されていた。


俳優の赤井英和って言えば、大昔「東京エレベーターガール」(ドラマ)でライチーみたいにピカピカつるつる光っている宮沢りえのジャガイモみたいな隣人をとってもいい雰囲気で演じていた(日本の映画とかドラマとかあんまり見ないから、それが最初で最後だった。)今回は役柄のせいかもしれないけれどかなり「浪花節おっさん」だった。


田中好子の関西弁には文句もあったらしいけど、映画全体に流れている関西弁がとても耳にやさしかった。好きな音だ。