スーパーで買い物をした時の例のビニール袋12枚を節約すると1台の車が1マイル(1.6キロ)走れるだけの石油が節約できるのだそうだ。さらにあの袋はほっといたら分解する代物ではないので環境的に絶対良くない。マサチューセッツ州の1婦人がこの袋の不使用キャンペーンを始めた。。。というニュースをラジオで聞いてからもう1ヶ月たつ。


婦人の努力のお蔭でスーパーのレジの前にはチョコレートやガム、乾電池と並んで1袋99セントの強化ビニールでできた再使用できる袋が並び始めた。「あ、例の袋がある」とは思ったけれど、ケチな私はその時買わなかった。米国では皆だいたい1週間分の買い物を一度にする。その時の私も袋5枚は必要だった。5ドルが惜しくて「ウチにたくさんある布製のトートバックを車に常備しよう」と決意したのだ(主婦とはそういうところがあるのです。)


もともとボーッとしているからか、歳とって記憶力が駄目になったのか、スーパーでの買い物が私のプライオリティの下位にあるからか、なかなかトートバッグを車に積まない。「あ、しまった、またバッグを積むのをわすれた!」と何度も後悔して3週間が過ぎた。


先日トイレ、バスを中心の大掃除をした時やっとトートバッグをまとめて車に積んだ。旦那が学会に行った時出版社が粗品でくれたトート、昔美術館で買ったトート、IT 系のユ−ザー会などに行った時に貰って来たトートなどかなりある。買い物に使う車が2台あるので、それぞれの車に4、5枚ずつ入れた。


うふふ、今日こそは念願の環境フレンドリーな買い物ができるぞ、と意気込んで買い物に出掛けた。


ところが今日はその袋を車から出してショッピングカートに積むのを忘れてしまい、結局ビニールの袋7、8つを抱えて帰って来てしまった。なんて馬鹿なんだろう。