月曜から新しい職場で仕事を始める長男が出て行った。今まで仕事をしていた大学の研究所での論文のグループ執筆が終わっていないので暫くは2足の草蛙をはくことになる。引っ越し後の片付けもあるだろうから大変だろうけど、若いから体力はあるはず。私と夫もいつも『バタバタ』と睡眠時間の短い生活を続けて来たけれど、息子も同じような『大人の生活』を始めることになると思うとちょっと感慨深い。


次男は大学でアラムナイ(卒業生)の行事のアルバイト中。朝早くキャンパスに出掛けたまま姿を見せない。この夏本当はICUで日本語の集中講座を受けたかったのだが受からなかった。夏の間ドイツ語の集中講座を受けるか、弁護士事務所でアルバイトをするか今迷っている。


彼は今年Honorプログラムのシニアシーセス(卒論)を書くつもりなので、今論文の指導教授にプロポーザル第2弾を提出中。トピックと構成、リサーチ方法を提案して承認を得なければならないのだ。スコットランドから帰って来た翌日に第一弾を提出したのだが、不完全だったらしい。返って来た提案書には教授から様々なコメントが入っていた(テーブルの上にあったので盗み見をした。)文献のサジェスチョンまで入っている凄い指導だ!自分を振り返ると、もちろん日本で学士論文のためにこんな指導はうけなかったし、こちらでの修士の時も全くなかった。さすがに少数の生徒に丁寧に指導する米国の私学だ。


子供達が大学に入ってからは全てを彼らに任せているのだけれど、それなりに結構真面目に取り組んでいるようで、2人ともこれから結構大変そうである。