ひどい熱波も去って今週末の気温は22、3度。次男はメーン州の川をカヌーで川下りしてキャンプをする、長男はメーンの家に友達を連れて行くと、それぞれプランを立ててでかけた。夫はロードアイランド州(隣の州)のニューポートという海辺の避暑地で行われるギターフェスティバルに出掛ける計画を立てた。


ところが、夕べ11時半に長男から電話が来た。


エンジンの温度がHになって、エアコンが止まり、パワステが動かなくなったというのである。レザボアの中の冷却水が空っぽにになっているということで、冷却水を入れてみるとのことだった。(何故11時半にわざわざ買い物に出掛けたのかをここで問うても仕方がない。)


しかし、結局車は止まってしまった。AAAというサービス機関のレッカー車でウチまで車をひっぱってもらったという連絡があったのは午前2時半ぐらいだった。


夫は朝からメーン州のディーラーに電話をかけてみたのだが、土曜日なので今日中に車の修理をしてくれるところはみつからない。結局次のステップは息子のためにレンタカーを探すことだった。息子も友達もみな月曜日には仕事がある。車がなければマサチューセッツ州に帰って来れないからだ。息子はまだ22歳なのでレンタカーのレートも非常に高い。しかし土曜日なのでレンタカー店が見つかっただけでも幸運だった。


夜は殆ど寝ていないし、朝から善後策のため大忙し。夫は多分ギターフェスティバルを諦めると思ったのだが、彼は計画を続行。11時ぐらいに家をでて1時前にきれいなハイエットリージェンシーホテルについて、午後一杯時間を過ごした。


私は、調子が悪いのでホテルのロビーのカウチに座って、バケーションに来ている人の楽しげな様子や、結婚式の披露宴のために着飾っている人々の姿をぼーっと眺めているだけだった。


しかし、ニューポートへのドライブはきれいだったし、2006年の夏をノーマルに普通にすごしている人々の姿を眺めるのは悪くなかった。何となく元気が出て来て帰って来た。