夕べ焼いたアップルパイを持って水彩の先生の家へ向う。昨日のメルトダウンからはかなり回復していて一安心。私のアップルパイは馬鹿の一つ覚えのサワークリームアップルパイなんだけど、とっても喜んで貰えた!


その後は、夫に頼まれていたウースター美術館の内偵。普段ここにはかなり充実した日本美術があるのでクラスを連れてきたいから、現在の展示内容をメモして来てくれと言われたのだ。ところが、日本ギャラリーは改築中で何もない!一応電話でメッセージを入れて、ウィークデーでひっそりとしたギャラリーを一人で回る。この美術館は小さいのだが、米国で始めてゴーギャンの作品を購入しているし、フランスアートのマネもルノワールマティスもマグリッドも、イギリスのレイノルズもゲインズボローもある。壁の向こうで空をあおいでいるのはエルグレコのマリア。全く意図していなかったのだが素晴らしい時間を過ごした。気付いたら1時で、昼食も美術館のカフェでパンプキン入りのラビオリと、チキンと野菜のクリームスープを頂いた。10ドルでとってもリッチな気分。


夜は夫と一緒に大学の演劇学部の御芝居を見に行く。Pericles, Prince of Tyre (William Shakespeare).
シェイクスピアにしては深みのない話をハイスクールミュージカル的な演出にしたもの。面白かったけれど、今いちだった。