これでもかと思うぐらいひたすら遊んだフランスの旅から8/4に帰ってきた。30年ぶりにあったフランス、ドイツ、ノルウェー、日本からの友達は皆相変わらず、インテリで、エネルギッシュで、優しくて、積極的で、そして勿論社会的にも成功していて、『癌に罹ったこと』でちょっとスローダウンしていた私の生活ペースに刺激を与えてくれた。


私が初めて海外に出たのは30年前。R財団の奨学金を頂いて、9月から米国大学院で1年間勉強できることになった。その準備期間としてR財団側は夏にジョージア州の某カレッジで米国で勉強を始める全ての学生(全世界から集まっていた)に対して「言語研修、ESL」を提供してくれたのだ。今回出会ったのはその時たった1ヶ月一緒に時間を過ごした仲間達の一部。勉強も一生懸命やったけれど、遊びも半端じゃなかった1ヶ月。その後の私の世界観、行動範囲を広げる大きな契機だった。


今回は当時行動を一緒にすることの多かったフランスからの留学生からの提案で彼の奥さんの「お城」でリユニオンをすることになり、参加者は伴侶、家族を連れて集まった。彼の周到な計画のもと、フランスの田舎でのピクニック、ハイキング、カヌー、教会の礼拝への参加、ロワール川沿いでのお城のツアー、ワイナリー訪問、パリの散策を楽しんで帰って来た。


一番印象に残ったのは、当時の私達と同年齢の子供達(私達は仕事の休みの取れた長男を同伴した)が楽しく時間を過ごしたことかもしれない。


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心はまだ半分バケーションなのだが、現実は厳しい。帰って来た翌日から仕事が入っていて、5時起きの生活が続いているし、夫は4日後にはペルーに出かけることになっている。ブログは少しずつ埋めて行くことする。