きゃあ〜〜、とうとう出発が明日(の午後)になってしまった!


朝一で歯内治療医のところに行き抜糸。午前中は翻訳。午後はフランスへのお土産のショッピング他。結局まだパッキングを始めていない。


ところで、今回の抜歯、グラフティングでは血性の洟が出たり、縫い直しをしたにも拘らずグラフティングのカバーが落ちたりしたので私と医者の関係はあまり良くない。


「結局は全部順調なんだよ。あんなに騒ぐ必要はなかったんだよ。君は旅に出かけるからって最初から不安がっていたじゃないか」と医者は私がいかにも神経質過ぎたように言う。おいおい、それはすり替えじゃないないの?

「別に無為に騒いだとは思いません。最初に抜歯とグラフトをした時にプラスチックの被せものが落ちるかもしれないという警告は先生からは全くありませんでした。それに熱もでましたし、血性の洟もでました。だから電話でお話したんです。そして2度目のスティッチにも拘らずカバーは落ちてしまいました」


「別に縫い直しをする必要もなかったのにR医師が丁寧にやってくれたんだよ」
「それでも落ちちゃったのは事実です。電話では『落ちてしまったから、どう処置をすればいいか』という冷静な質問をしました。オーバーリアクティングではないと思います」


医者はだまって部屋を出て行ったのだが、すぐさまパリのレストランガイドと4軒ばかりレストランの名前を書いたメモを持って来て、「これがね、僕が凄く好きな、ベジタリアンのカフェなんだ。ロダン美術館のそば」という調子で話を始めた。彼なりの仲直り術?よぉし〜、受けましょう。


そのメモを頂いて、ガイドも借りて、握手をして医者のオフィスを後にしました。ピース。