汗ばむほどに気温が上がった春の晴天。今日も朝早く起きて仕事の読み込み。10時頃近所の友人から散歩のお誘いがあり、一緒に出かける。「お天気がいいから湖まで行きましょ」と彼女。「結構遠いし、途中の坂がすごいよ」と尻込む私。実は我が家からインデアンレイクと呼ばれる湖までは3.5キロぐらいしか離れていないのだが、そこまで歩くなんて考えたこともない。冬場に車が上れなくなる急傾斜の坂があること、大きな車道を渡る必要があることがその理由だ。


あまりにもいい天気で友人の身体もハイになっているのだろう。行きはよいよい。たどり着いた湖は萌葱色の木々に囲まれてとっても美しく、まるでお休みの日のような気分になる。


帰路は上り坂が半端じゃない。「この次、私が湖に行きたいって言ったら、『大変だったの覚えてる?』って言って止めてね」という彼女の息はハァハァと重い。反面体重の軽い私は息も乱れない。ずんずん先に進んで、丘の頂上で彼女を待つことになった。やせてることの特権である。


午後は、戸外用の椅子を地下からテラスに出して、暖かいお日様の下でラップトップの仕事の読み込み。こういう春の日の喜びは冬が長いから一塩である。