ビュッフェスタイルの朝ご飯を食べた後、フィラデルフィア美術館へ向かう。ロッキーがトレーニングのために階段を駆け上ったあの美術館である。ロッキーの銅像があったので、その横で写真をパチり。


まず映画「フリーダ」で有名になったメキシコの女性画家フリーダ・カーロの特別企画展を観る。映画を観た時も感じたけれど「アートをアウトレットに地獄のような苦しい生涯を戦い抜いた人」という思いを強くする。


その後は常設展の19世紀ヨーロッパ、現代美術、アメリカアートを観る。印象派も現代美術のコレクションもとてもリッチだ。2週間ぐらいまえに仕上げた翻訳記事に出て来たギルバート&ジョージの作品が大きなギャラリーの1室をしめていた。心に残ったのはゴーギャンの小品とピカソ、マーセル・ディシャンプの絵画。


夕方7時からは、いよいよ結婚式!お婿さんの両親を迎えに行ってから、夫はスーツに私はインドのチューニックスーツに着替えた。カップルの大学時代の友人、お婿さんの両親、私たち、お嫁さんのニューヨークの親戚のカップルだけの小さなものだったけれど、やっぱり感動する。陳腐に聞こえるけれど「貧しい時も、富める時も、病気の時も」という誓いの言葉は重い。


さて、その後レセプションということでソサエティヒル地区にあるレストランに向かったのだが、大幅に道を間違えてニュージャージーに深く入ってしまった。やっとの
思いで引き返したけれど、30分以上遅刻。車にはお婿さんのご両親を乗せていて、不安な思いをさせてしまった。



レセプションはイタリア料理で、とっても美味しかった。ホテルに帰り着いたのは12時前。さすがにそのままバタン。