9時に家を出てフィラデルフィアに向かう。南に向かうので時間がたつにつれて、木々の葉が大きくなり、緑色が濃くなる。車中でお握りを食べ、途中はコーヒー休憩だけで、3時頃には最初の目的地、フィラデルフィアダウンタウンにあるクラシカルギターストアに到着。夫が3年ぐらい前から行きたいと言っていたギターショップだ。ここにはフランスのルシア(ギター職人)の製品が置いてあるのだ。ショップのオーナーと雑談、情報交換、ギターの試し弾きで2時間ぐらいを過ごす。その後はリッテンハウススクウェアという町中の公園を歩き回りメトロポリタンベーカリーという素敵なカフェで買ったコヒーを外のベンチで飲む。そこで求めた1本40セントのローズマリーフレッドスティックがとっても美味しかった。


その後は地図をたよりに、今回結婚するカップルAとJの住むアパートへ向かう。ダウンタウンだから片道通行ばかりなのだが、少なくともグリッドで道が走っているので助かる。彼らのアパートでAの両親と出会う。Aの父親は長男とAが卒業した2年前に我が家に来てくれたけれど、母親と会うのは初めて。小柄なとても素敵な方だった。


その後は、皆でインドネシア料理のレストランへ。とっても美味しくて沢山食べた!



Aは一人っ子。彼の両親は12歳で息子を全寮制の学校に出し、大学は米国に留学させた。親の期待に違うことなく彼はペンシルベニア大学アイビーリーグの一つ)でMDとph.Dを一緒にしたプログラムに進学した。そして大学で出会ったイズラエルから留学して来たロシア系ユダヤ人の女の子と結婚する。Aをいい学校に入れるため、両親は数年サウジアラビアに住んで高所得の仕事を求めた。どこの国でも親は子供のために身を粉にするのだ。