拡張手術がなくなったので残っていた翻訳を仕上げることにする。これは美術評論でとっても難しい。内容が難しいんじゃなくて、冗長で独りよがりで、主語がはっきりしない駄文だから。朝からパジャマのままで一応文をおこし、夕食の後読み直してみる。英語がひどいから私の日本語も酷い。昔ドイツの美術評論家が書いた評論を英訳したものを和訳した時にはどう逆立ちしても意味が分らなかった。英訳がめちゃくちゃだったのだ。その時は「難しくて分らない内容の文章だから、そのまま難解な雰囲気を伝えてもらえばいいんです」と言われた。


しかし、この評論は内容が難しいのではなく、文章が悪いので、殆ど「書き直し」作業!翻訳ってもともとお安い仕事だけど、こんなのはかなわん。。。


どうしても納得できない点を残して『書き直し』が終わったのは11時。その後映画「ラタトイユ』(ピクサーの漫画)をご褒美に見た。
Ratatouille http://disney.go.com/disneyvideos/animatedfilms/ratatouille/



The incrediblesなんかに較べると面白くなかったのは翻訳の毒気にあてられたからだろうか。