子供の頃、何故銀行が儲かるのか全然分らなかった。貯金すると利子をくれる。なのに何故あんな大きなビルが立つような経営になるのだろうか。その質問を親にすると「お金を貸して利子をとるのよ」と言われたのだが、当時は5千円ぐらいの貯金をして○円の利子の体験しかなかったから、一応分った顔をしたけれど、2円、3円の儲けが大きくなる仕組みは分らなかった。(今は家のローンに山ほど利子をはらっているから身体で理解しているけど)


今日は銀行系の仕事。適当に訳語は頭に入っているのだが、これまでも概念をはっきりさせないままで仕事をしてきた。そしてこれまでは新しい製品のしくみ、メリットの話だったのでなんとか凌いで来た。しかし今回はassetとcapitalという言葉が出て来た。資産と資本。。。頭の中で2つの区別がちゃんとついていないので、訳語と英語を両方言って訳した。帰りは研修の方々と一緒にバスだったので、思い切って質問をしてみたところ、ちゃんと図を書いて説明をしてくださった。


銀行にとって預金も資本も負債。なぜなら預金は「いずれは」必ず返さなければならないお金だし、資本は解体の際株主に返さなければならない。貸付とか建物はいずれは「自分のものになる」から資産。たぶん昔どっかでちゃんと説明を本で読んだんだろうけど、突然に1000ワットぐらいの電球がついたみたいな気がした。だからサブプライムローンは資産レベルで大きな痛手になるわけだ。これまでも部分、部分では理解できてたことが突然一枚の絵になってくる!


この大事な原理を忘れないようにブログに書いておこう。


ところで、レッドソックスは負け(お〜いマツザカく〜〜ん)
また、前のブログで2連勝って書いたけど実は1勝1敗だったので、今は負けてるのだ。