ボストンを発っておよそ70時間後に息子からメールが来た。「連絡できずごめん。テレホンカードが使えないし、インターネットがまだ設定されていないので今人のコンピューターからメールしてる。全て順調。インターネットを設定したらメールする」といういとも簡単なもの。


到着したら、一応電話をするんだよ言い含めて見送った。第6勘では大丈夫だと思っていても70時間は長過ぎる。ヒースロー空港のトイレに閉じ込められ猿ぐつわを噛まされている絵を想像したりなんかして(アメリカ人の海外での評判は宜しくないし)あちこちに連絡した。こっちは「連絡しないで、ったくもう」と思ってるけど、息子は「ったくもう、うざったい」と思っているに違いない。


術前検査は問題なかったけれど一日がかりだった。帰宅するとメールに小林尊http://ja.wikipedia.org/wiki/小林尊)の通訳の依頼が入っていた。米国のホットドッグ早食い大会でチャンピオンになった人でギネスブックにも名前が出ているらしい。面白そうな仕事だけど、早食いチャンピオンの通訳が食道癌の患者というのはちょっと頂けないよね。それに、メディア相手の仕事をレッドソックスの野球帽を被ってやるわけにも行かないし。。


写真は空港で求めたレッドソックスの野球帽。結構気に入っている。