仕事の手配でごちゃごちゃした一日。電話に費やした時間が長かった。


明日からコロンバスデーの3連休。私はアイルランドに行くけれど次男は夫とメーンに行くので帰って来た。私が不在中の保存食もかねて餃子と野菜スープを作る。次男は某銀行で資産運用の仕事をしている。今日の米国の株は1000ポイントに渡って動き、前代未聞で不安定。ちょっと覗いてみた婦人服店でも顔見知りの店員さんが声をひそめて「今日の株はすごいよ〜〜」と言うほど。米国全体が動きが取れなくなっている。


「ね、ね、今○○だけ投資信託にお金がはいってるんだけど、もう取り崩しちゃおうかしら」と22歳の息子に尋ねる。彼のアドバイスは「そこに入っているお金はないものと考えて触るな」しかしその後、今の銀行間のクレジット問題、英国、アイスランドの問題を詳しく教えてもらった。「へえ〜〜」自分の子供に講釈してもらう年齢になったんだ。


実は彼、これからの人生のことで悩んでいるらしい。大学時代の哲学の教授とメールをやり取りしたり、電話で話したりしているらしい。この教授は私達の親友で、息子が彼に相談していることを私達は知らないことになっている。(ちゃんと相談しているのは偉いなと親ばかで思う。)今日も帰宅した時手にもっていた本はドストエフスキーの短編集。子供の頃から「お金持ちになりたい」と言って今の仕事を選んだ息子だけれど、方向転換をするかもしれない。


さあ〜て、スーツケースを詰めなきゃ。