夜「金曜日のデッサン」という絵のクラスに行く。実は2月15日から始まっていたのだが、最初の回は仕事で疲れてパス、先週のは雪でキャンセルだったので始めてのレッスン。コンテや鉛筆のデッサンのクラスだと思って行ったのに、グラフィックっぽい。


「モデルがない時に想像して描くのが一番難しい。昔話の1シーンを思い出して描いてみよう」と言われた。漫画文化でそだった私。「所謂落書き」は子供の頃、自由帳、下敷き、広告の裏に山ほどしてきて結構得意。「桃太郎」と「不思議の国のアリス」のシーンを水森亜土風に(古いですね〜)さかさかと描いたら、周囲の人がえらく感動してしまって、突然「才能ある人」になってしまった。


米国人、特に私の同世代人にはイラストをすらすらと描ける人が非常に少ない。皆「できない」と怖じ気づき、描かせるとスティックフィギャー(頭と胴体を○で描いて、手と足を線で付け加える)でしか描かない。でも私達日本人は殆ど苦にならない。タフツ大学で教えている時の同僚もどんどん自分でイラストを描いて教材を作っていた。育った環境の違いって凄い。


それにしてもデッサン力をつけるつもりのクラスだったのに、困ったな。