今日から普通の日にもどるけど、先週家事を頑張ったからか疲れが残っていて朝寝坊。


昔父の田舎に行くと鶏を1羽しめてご馳走にしていた。ささみ、すなずりはおさしみに、皮は鶏飯に。。。と言った具合。ターキーも全く同じで、骨からストックを取りスープにし、食べ残しの肉はサンドイッチにして食べ、最後にはターキーポットパイにする。実はこのターキーポットパイは主人の母のレシピである。米国の最初のクリスマスにターキーをご馳走してくれ、2、3日後に残りもので作ってもらったパイがとっても美味しくて、大学のノートにレシピを書いておいた。


米国の留学が終わり、日本に帰り、夫と結婚して米国でまた生活を始め、日本で生活をし、シカゴからピッツバークへ移動し、マサチューセッツに移動。。。その間に子供が成長し、夫の両親が亡くなり。。。と歳月が経った。数年前大学院時代のノート類を全部捨てることにして物置きの箱を開けた時、このノートが出て来たのである!夫の母親は88年に亡くなっていたから、それはそれは不思議な邂逅だった。


古いレシピだから難しい香辛料も何もない。ジャガイモ、人参、グリンピース、マッシュルームにホワイトソースにパイ皮で出来てしまう。素朴なんだけどとっても美味しい。今年はパイをつくった日に子供達がいなかったので夫が1人で食べた。彼の「お袋の味」である。


ところでこういう料理の時は箱入りのパイミックスを使う。これに水をいれて混ぜるとパイ皮が出来てしまうのだ。米国の人でも知らない人が多いかもしれない。