永久の引っ越し状態

今日は地下のカーペットの張り替えの日のはずだった。洪水で水の入った地下はすっかり乾燥しているのだが、ファイルボックスから出したファイルが散在している。カーペットを張り替えるためには全ての物を移動させなければならない。朝6時に目覚ましをかけ、起きるやいなや物を1階に移動させ始めた。


やっと移動が一息ついた時にカーペット屋のポールから電話があり「夕べサイズに合わせてカーペットを切ったんだけど、どうも不良品らしい。織りが一貫していない。カーペットを再注文するから予定を7月9.10日変えたいんだけど」と問い合わせがあった。このカーペット屋さんを使うのは3度目。ホームディーポなどの量販ホームセンターの波の中で果敢に昔ながらの質を重んじる商売をやっている。質を重んじる故の延期とはいえ、地下のものを1階にもってきたので家中が地雷だらけの戦場のようになっている。この状態であと1ヶ月過ごすのか?せめてもう少し早めにスケジュール調整をしてもらえないかと交渉して6月終わりまで早めてもらうことができた。


実はカーペット屋の日取りのことも一要因で今週は月曜から水曜までの仕事を断った。お昼に入って来た明日の電話の仕事も断ってしまった。こんなに仕事を断り続けていて大丈夫なのだろうかとちょっと不安になるけれど、考えても仕方がない。結局1日中長男の部屋の掃除を継続した。


去年1年何もできなかったことに加え、4月の洪水、そして息子達の移動。家の中が永久に終わらない引っ越し状態の迷路に入った感じである。この環境で平常心を維持するのは難しい。