爽やかな、本当に爽やかな1日。初夏の光の中を乾燥したちょっと冷たい空気が流れる。たぶんカナダからの気団だろう。日本では経験できない乾いて澄み切った快晴。肌もあっという間に乾燥してカサカサになる。


今日は母の日。教会に出掛けて御友達といっぱい話をした。日本の友人達は大事に保管している色のきれいなコンペイ糖みたいなもの。いつもは湿気がこないように缶の蓋をとじているのだけれども、日本に行った時だけ取り出して口にいれてその甘さを少しずつ楽しむ。こちらの友人は同じ川の中を泳いでいるメダカ同士。昨日も今日も明日も大体同じ距離で接している。今日は皆から沢山ハグをもらって、やっぱり私はこの川に棲んでいるのだと感じる。


母の日だったけれど貰ったのは長男からのカードだけ。我が家の男たちは良く言うと「あっさり」、悪く言うと「無関心」。1ヶ月ぶりに電話で話した次男はクロアチアの話ばかりしていたし、夫は「日本でセラミックの包丁を買ったし、ユニクロであれだけ買い物したからもういいでしょ?」と言った。「今日後片付けお願いね」と頼った長男もお鍋や取り皿はそのまま。やれやれだけどやっと平穏無事ってことかもしれない。


ユニクロであれだけ買った」という夫の言葉は誇張でも何でもない。兎に角サイズが合わなくなったのでかなりの量を買い込んだ。そしてクロゼットとタンスに入りきれなくなった。仕方がないのでプラスチックの衣装箱を買って来てサイズ別、季節別に整理した。2、3年中には「太る予定」だからまだまだ捨てられない。