天気:曇り後晴れ(まるで夏!)
昼食:銀座の「がんこ」(T画伯、奥様と)
アフタヌーンティ:ロータリー奨学生時代の友人2人とホテルニューオータニのガーデンラウンジにて
夕食:東武で買ったお寿司。上記の友人が炊き込んだふきとタケノコ


銀座線の地下鉄に母娘が乗ってきた。母娘と言ってもお嬢さんは20歳ぐらい。そのお嬢さんの靴は足首にストラップがかかっているのだが、ストラップとボタンの真下が真っ赤に晴れ上がっている。ちょうど私の真向かいに二人分の席をみつけるやいなや、彼女はストラップを外した。隣に座ったお母さんは心配そうに娘さんに何かささやいている。


一見履きやすそうな靴に限ってそういう裏切りのあることがある。なんだか他人事には思えなくて、ついつい眉のところに大げさにしわを寄せて苦笑いを作って「大変でしたね〜」と目で語りかけた。米国ではみんなが普通にやっているコミュニーケションで、相手からも苦笑いの「そう、大変だったのよ」という顔がかえってくる。


ところが(って、当たり前なんだけど)母娘から返ってきたのは、ちょっとだけ当惑を含んだ無表情。そうだった、そうだった。日本での地下鉄は無表情が鉄則。変な日本人をやってしまった。