天気:青空一杯の穏やかな行楽日和
昼食:id:okakiさんのお弁当
夕食:茶碗蒸し(私)ロースかつ定食(夫)
訪問した寺:法隆寺藤ノ木古墳慈光院(お茶)、薬師寺


うららかな春の行楽日和。だけどゴールデンウィークの直前だからだろうか、どこもがら空きで、ピカピカでブカブカの制服を着ている修学旅行生を可愛いと思う余裕が出てくるほどだ。あの世界遺産法隆寺でさえ並ぶ必要がなかった!


朝8時過ぎにid:okakiさんとご主人オットセイさんが堺から車でホテルに来て下さり、一緒に奈良見物。退職前はエンジニア、そして気質は今尚エンジニアのオットセイさんは、途中のインタ−チェンジの休憩(無料のお茶があることなどもリサーチ済み)に至るまで1日を立案してくださった。


オットセイさんとは13年前に子供達も一緒に奈良をご一緒した思い出があるので、今回の遠出には格別の思い入れがあった。


でも今回のハイライトはなんといってもokakiさんのお弁当。娘さん達の話やブログから彼女のお料理が素晴らしいことは知っているつもりだったけれど、別格に凄い!まだ飲み込みに問題のある私のために、思いっきり柔らかくしたゴマ豆腐(ラップにつつんでありました)、タケノコとわかめをおろした吹き寄せなど、オリジナルの美しい(!)手料理が並ぶ。平野レミさんとか小林カツ代さんなんかも真っ青じゃないかしら。旬の食材を生かすってこういうことなんだ。。。ただただ感激して夢中で食べました!有難うございました!


もひとつの大感激は薬師寺の四天王像だった。四天王像のある宝物殿に辿り着いた時は、すでに5時前、閉館寸前。その時間の強い西日を浴びて四天王像のガラスの目玉がめらめらと燃え上がった。そして仄かに残っている鎧の襞の金メッキがキラキラと金糸のように光る。思わず後ずさりしてしまう怖い表情、四肢の躍動感、四天王の足下で喘ぐ怪物の抵抗は、その数分間命を吹き込まれ息づいていた。いにしえの匠達は太陽の光も周到に計算して創造したに違いない。


オットセイさん、オカキさん、長い一日本当に有難うございました。