今年はクリスマスは何もしないつもりだった。未だに無理をすると後に堪えるからだ。だけど、何もしないのはやっぱり寂しいし、家族にも気の毒だと思い、12月も10日が過ぎてから急遽計画を立てた。


長男のガールフレンド、彼の4年来のルームメートと、そのガールフレンドに来てもらって、一緒にクリスマスの食事を作って食べることにしたのだ。12月24日は既に予定が入っているだろうからと、23日土曜日を選んだ。


ルームメートはインドからの留学生。今年の夏長男と同時に大学を卒業し、今はラボで働きながら、MDとPh.Dを6年で取得する特別プログラムに申請書を提出中。そのガールフレンドはイスラエルからの留学生。


過去4年間、彼らはいつも我が家の食客だった。5月の息子達の卒業式の後も、我が家でお祝いをした。わざわざ卒業式のために訪米した彼のお父さんも来てくれた。そして2人は私がBWHに入院中も見舞いに来てくれた。


自分が留学生だったからだろうか。彼らのことは自分の子供のように可愛いし、会話も面白い。彼らは息子のガールフレンドに加えて、私にとってとっても大切な「若い人々」である。


車を持っていない彼らは電車に1時間揺られて来てくれた。私はレシピブックを取り出して、ビール1センチを1時間かけて舐めながら監督。


できた料理は、サーモンボール(鮭とクリームチーズに香辛料を入れたもの)、ブラックマッシュルームスープ、チキンマーサラ、サラダ、ゆでたブロッコリーとカリフラワー、ライム入りのチーズケーキ、それに息子が即興で作ったシーフード、チーズ、オリーブ、ケイパー、アーティチョーク入りのパスタ。それにタスカンブレッドと、お土産のジンジャーブレッドケーキと買い置きのパンプキンチーズケーキ。かなりゴージャスなディナーができた。


それに、お料理をつくりながらのお喋りはとっても自然で楽しかった。皆で一緒に作るとなると、なぜか皆先を争って調理するのも面白い。2人ともラボで仕事をしているからかもしれないけれど、男の子達は何を混ぜるにしても真剣で仕事が丁寧だった。


出来上がった品々は全部大成功。とっても美味しかった。今年も我が家の伝統のクリスマスディナーを楽しむことができました。

お母さんの我が儘を聴いてくれた「若い人々」に感謝!

(写真を撮ったのに、なぜかイメージが消えていて残念。)